2018年5月7日月曜日

【 work of the model 】



先月、イタリアの建築雑誌「domus」に掲載されたIssey MiyakeのSession oneという企画でモデル出演をしました。
モデルという仕事、身体表現者である身として非常に興味深い分野と考えます。
衣という第二の皮膚。
ダンサーにとって、衣とは身体と直に関係する表現ツールです。

衣服が先立つ作品とするのか、それとも身体が先立つ作品とするのか。
ダンサーとしては、踊りが先に立ちます。
モデルとしては、衣が先に立たなければなりません。
ダンサーが衣服のモデルをするというのは、ある意味対極的な挑戦をすることでもあるのかなと感じています。
身体表現のための衣から

衣のための身体表現となる。



3年前から謎にダンサーがモデル事務所DOMOにお世話になり、ダンサーだけでは見れない世界を学ばさせてもらっています。
その中で、ここ数年、きになること。
ファッションショーでのモデル歩行の可能性です。
「歩む」を「表現」する。すなわちモデルウォーク。
今日まで一本歯と地下足袋で合計1000km以上歩いた身体として。
いつか、ランウェイで「歩く」で「衣」を表現してみたい。
衣を歩みをもって作品化とすること。
1000kmを歩んだ身体結果を、いつかファッションショーと絡めて表現できたら面白いだろうなーと思います。

引き続き、様々な角度で身体表現の挑戦は続きます。


一舞一生 - one step , one life -
小畑OBA大左衛門


Issey Miyake . Session One Domus



#domus #issey miyake #session one